不妊症とは…?

基礎体温計を持つ手

「不妊症」って何…?

今や6組に1組が不妊症とも言われていて、不妊の悩みを抱えるご夫婦は少なくありません。

ところで「不妊症」とは何か…皆さんは正確に説明することができますか?

『子供が欲しいのになかなか妊娠できないこと?』
『なんとなく理解しているけど、どんな状態を言うのか正確には分からない……』
と言う方も多いのではないでしょうか。

「不妊症」とは、『妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず一定期間妊娠しないこと』を言います。

では、ここで第1問!
一定期間というのはどれ位でしょう?

 A. 2年   B. 6ヶ月   C. 1年

答えは(C. 1年)です。「一定期間」については「1年というのが一般的である」と定義されていますが、もっと短期間で定義されている考え方もあります。
どうでしょうか。思っていたより短いですか?

不妊症の現状

では続いて第2問です。
2016年、 不妊治療で生まれた子どもの数は何人でしょう?
A. 約1万人   B. 約3.5万人   C. 約5.5万人


2016年の出生児数は97万6978人、そのうち不妊治療による出生児は5万4110人です。つまり、正解は(C.約5.5万人)です。
なんと、18人に1人は体外受精によって生まれているんですよ!
ちなみに、2017年1月から2019年12月現在までの3年間で青山鍼整道グループ院とクリニック並行治療349人のお子さんが生まれています♡

それでは、不妊治療を受ければ誰でも妊娠・出産できるのかというと…
残念ながら、そうではありません。
下のグラフをご覧ください。

これは妊娠率と流産率を年齢別に比較したグラフです。
不妊治療をしても年齢を経ることにより、妊娠率は低くなり、流産率は上がります。
そのため、不妊に悩む方は早期に治療を開始することが大切なのです。

不妊と年齢

では最後に第3問。
女性のカラダの“妊娠適齢期”はいつでしょうか?

A. 22歳   B. 28歳    C. 18歳

正解は ( A. 22歳 )です。
若い!と思う方も多いのではないでしょうか。

グラフからは、22歳をピークに年齢が高くなるほど妊娠しにくくなっていくことが分かります。
厚労省の調査による女性の平均初婚年齢は、1989年(平成元年)は25.8歳でした。
しかし、現在では29.4歳となっており、昔に比べて妊娠しやすさのピークにある22歳からどんどん初婚年齢が遠ざかっていることがわかります。

女性の社会進出により結婚適齢期は上がっていますが、妊娠適齢期は今も昔も変わっていないということですね。

昔は子供ができないというと身体が病弱などの特殊な事情でごく少数の人の話でした。貧乏人の子沢山などと言って昭和の初め頃までは5人も6人も子供がいる家庭も多かったものです。

では、なぜ今不妊に悩む人が増えているのでしょうか。
次回は「不妊の原因について」のお話をしたいと思います。